進路について話していますか?

進路について話していますか?進路について話していますか?

最近、よく耳にする言葉が「反抗期で…進路話をしてくれない。」という言葉です。

確かに、思春期は会話が難しく、普段あまり話をしないというご家庭があるかもしれません。
でも、進路については、話をする機会をちゃんと取らなければなりません。
進路を親子で考えることは、将来の夢を叶えるためにも非常に重要なことで、進路について真剣に話す時間をつくるには、どのようにしたらいいのかを書いていこうと思います。

◆ 「進路について話しよう」と伝える必要がある

進路については、なんとなくや、別の話題からやんわりと話し出すのではなく、はっきり「進路のことを話しよう」ときちんと伝えてから話し合いをするといいと思います。
いつもと違う緊張感をもって考える必要のある話題だからです。

しっかり伝えていると思っていても、例えば日常の中で他のことをしながらなんとなく「進路はどうするの?」と話をしてもあまり真剣な話題だと受け止めません。そこで、お茶を入れてきちんとテーブルに向かい合って話すのが一番いいのです。
他の兄弟姉妹が家にいて静かな時間をつくりにくいのなら、どこかにランチやお茶に出かけてもいいですね。

◆ もし「いやだな」という反応だったら?

「進路についていつか親と話さなければならない」というのは、本人が一番わかっています。
それでも逃げ腰になるのは、まだ、何も考えていなかったり、「今の状態では叱られるかもしれない」と思っていたりするからかもしれません。もしかして日常で昔から、「こうしなさい」「ああしなさい」という指示出しが多くなってしまっていませんか?

「大丈夫?」「無理じゃない?」といった軽い言葉であっても、何かと否定されると話すのがいやになるのは当然のこと。
最初は「今あなたがどう考えているのか知りたい」ということを伝え、聞き役に徹するのがいいですね。
このときに、途中で意見や考えを言わず、最後まで考えをすべて聞いたうえで、「親として思うところ」を伝えるのは問題ありません。

特に難しい問題のひとつに、経済的な事情もあるかと思います。
「うちは無理」ではなく、「こうすればできるのでは?」「こんな方法を試してみるのは?」といった話にしていぃといいかもしれません。
奨学金のことも積極的に検討してみるのもよいですね。アルバイトをするとしたらどんなものであれば学業と両立できるのかなど、より具体的な例を出すことが重要です。この点は、社会経験のある保護者が教えることで、初めて知ることも多いでしょう。もちろん、奨学金のメリット・デメリットもしっかり伝えてあげる必要もあると思います。

◆ 「子どもの進路」から距離をとらないこと

高校生ともなれば進路はもう自分で決めるもの…と思うのは、基本的には間違いではありません。
あまり関わりすぎたり、親を頼りにしすぎたりするようでは、さらに先に控える大切な選択を自分自身ですることもできなくなってしまう心配があるからです。
だからこそ、自分自身で考えて選択できるように、日頃から話し合っていくことが必要なのです。

ですが、「将来のために保護者としてどういったことでサポートできるか」を知っておくことは非常に大切なこと。特に、経済的な面では自分の希望を言えず、遠慮している場合も少なくありません。
こういったことも含め、完全に子どもだけに任せきりにするのではなく、人生の先輩として保護者としていろいろな知識を提供していきたいですね。

◆ ま と め

思春期後半は「親の子育ての結果」が返ってくる頃、という考え方もあります。もしかたくなに「進路についてはすべてひとりで決めたい」と言うのなら、今までひとりで決めたいことをひとりで決められなかったことが多かったのかもしれません。あるいは、頼りすぎてきたことについて何か違う考えをもつようになったのかもしれません。いずれにせよ「今になって急に」という変化ではないのだということを保護者は理解しておきましょう。

思春期の中を乗り越える為にも、保護者側から「わが子はどう行動したいのか」、その意思を考え直すときでもあります。つい「うちの子だからきっとこんな感じよ」と決めつけたくなりますが、いい意味でどんどん裏切られるときが来ます。これからの自立を考えて、親が正解を決めつけてしまわないようにしましょう。

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